近代オリンピックの歴史

スポーツの祭典オリンピックは国際オリンピック委員会が開催する大会で、夏季大会は4の倍数の年に冬季大会は4の倍数でない偶数の年に開催されています。

オリンピックの歴史は、19世紀末フランスのクーベルタンが世界的なスポーツ大会を開催する事を提唱したことにより、1896年ギリシャのアテネで開催されました。

最初は資金集めに苦労し、また大会運営に不手際があるなど混乱も見られました。世界大戦中は大会そのものが中止、大会を国策に使う国が出てくるなど混乱もありましたが、開催期間が3週間になったことや聖火リレーが行われるようになったこと、1924年には冬季オリンピックの第1回大会がフランスのシャモニー・モンブランで開催されるなど、今の基盤ができたのもこの時期です。

最初は夏季大会を開催した都市が同じ年に冬季大会も開催していましたが、冬季大会は積雪量の少ない地域での開催に無理があったため、1940年代前半に規約が改正され、同一開催が廃止された歴史があります。

また1994年のリレハンメル大会より、夏季大会と冬季大会が2年おきに行われるようになりました。